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『新聞と公権力の暗部――「押し紙」問題とメディアコントロール』
2023年04月25日発売
四六判/本分208ページ/カバー装
定価:本体1300円+税
新聞の偽装部数「押し紙」による大新聞社の莫大な不正収入は、公権力も踏み込まない聖域だ。が、その癒着の代償は新聞ジャーナリズムの弱体となってブーメランのように跳ね返ってくる。日本の新聞社の何が問題なのか? 26年の取材と最新の手法を駆使して新聞社問題の本丸へ踏み込む!
【構成】 1章 メディアコントロールの温床 2章 新聞特殊指定の下での「押し紙」の定義 3章 「押し紙」裁判で判明した残紙の実態 4章 広域における残紙の量 5章 定数主義と地域単位の部数コントロール 6章 ABC部数の裏面 7章 残紙が強引な新聞拡販の原因に 8章 新聞ジャーナリズムと制度の問題 9章 「押し紙」を黙認してきた公権力機関
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