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『遙かなる一九七〇年代‐京都 学生運動解体期の物語と記憶』

2017年11月08日発売
松岡利康/垣沼真一[編著]
A5判/300ページ/カバー装
定価:本体2800円+税

「俺は虚構を重ねることは許されない偽善だと思ったんだ、だってそうだろう、革命を戯画化することはできるが、戯画によって革命はできないからな。」(「創作夕陽の部隊」より)

本書は、学生運動解体期の一九七〇年代前半を京都(同志社大学/京都大学)で過ごし潰滅的に闘った者による渾身の〈政治的遺書〉である。
簒奪者らによる歴史の偽造に抗し、学生運動解体期=一九七〇年代‐京都の物語と記憶をよみがえらせ〈知られざる真実〉を書き残す!

[構成]
[特別寄稿]『遙かなる一九七〇年代-京都』の出版にあたって  矢谷暢一郎
第一章 遙かなる一九七〇年代-京都  松岡利康
第二章 [創作]夕陽の部隊  橋田淳
第三章 われわれの内なる〈一九七〇年代〉 甲子園村だより  松岡利康
第四章 七〇年代初頭の京大学生運動--出来事と解釈
      熊野寮に抱かれて  垣沼真一




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