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『絶望の牢獄から無実を叫ぶ 冤罪死刑囚八人の書画集――』
2016年02月10日発売
片岡 健=編
A5判/256ページ/カバー装
定価:本体1800円+税
地獄のような日々の中、彼らは何を思うのか? 国家がひた隠す、冤罪死刑囚たちのリアル。 無実の男性を処刑した裁判官・官僚・国会議員への直撃取材も敢行! 冤罪処刑の全過程が記録された法務省の内部文書も収録! 処刑直前まで再審無罪を確信していた久間三千年。手記に我が子たちへの想いを溢れさせた風間博子。苛酷な密室取り調べの全容を克明に綴った竹内景助。敬愛する支援者に感謝の絵を贈り続けた平沢貞通。満腔の怒りにより80代まで生き永らえた高橋和利。両目の光を失っても無実を訴え続けた荒井政男。徳島の母との再会を一途に願う阿佐吉廣。獄中で8万字の控訴趣意書を書き上げた富山常喜。 書画から浮かび上がる、極限世界の凄絶な人間模様。
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