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『秋山理央写真集 ANTIFA アンティファ  ヘイト・スピーチとの闘い 路上の記録』

2015年11月21日発売
写真=秋山理央 文=朴順梨
B5判/128ページ/オールカラー/ソフトカバー装
定価:本体1800円+税

ヘイト・スピーチを止めろ! 全国の路上でヘイト・スピーチと闘うカウンターの姿を追った秋山理央、初の写真集!
「ヘイト・スピーチ」が新語・流行語トップテンに選ばれた2013年、京都朝鮮学校へのヘイト・スピーチに違法性を認める判決が最高裁で確定した2014年、国会でヘイトスピーチへの法規制が議論されるまでになった2015年に渡り、その社会的影響の原動力となった、全国の路上でヘイト・スピーチと闘う人々を追う秋山理央によるドキュメンタリー。

慰安婦問題や南京問題をはじめとした歴史修正主義や、安倍政権と在特会など排外主義勢力との密接な結びつきが国内外メディアで報じられるようになった昨今、国会前抗議で話題となったSEALDsのメンバーにも大きく影響を与えた「新たな社会運動のスタイル」をいち早く実践した無名の人たち(中にはラッパーのECDや、ミュージシャンの中川敬の姿も)の写真群は、観た人の心を大きく揺さぶり、また、勇気を与えることとなるだろう。

そんな写真群に文章を寄せたのが、早くからこの問題を追っていた在日ノンフィクション・ライターの朴順梨。自らが被差別者でもある朴による、冷静で激烈な文章が写真集の奥行をさらに深いものにした。

個の尊厳を毀傷するレイシストに真っ向から切り結ぶカウンター。
残響の底を急駛する秋山理央のカメラは、剥き出しのニッポンと、人間存在の熱と光を満天下に炙り出す。
中川敬(ミュージシャン/ソウル・フラワー・ユニオン)

壊れかけた社会で、差別に抗する、無名の美しい群像。好きです。
牛田悦正 a.k.a. UCD (SEALDs)




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