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『冤罪とジャーナリズムの危機 浅野健一ゼミin西宮報告集』
2015年08月01日発売
浅野健一ゼミin西宮=編
A5判/232ページ/ソフトカバー装
定価:本体1600円+税
甲山事件・松本サリン事件はじめ絶えなく続く冤罪事件、そしてその報道のあり方、在特会と排外主義、権力チェックを忘れたメディアと表現の自由、日本の死刑制度、アメリカでのブラック・リスト抹消訴訟などを通して見えてくる問題─── 『週刊金曜日』で「人権とメディア」を連載中のジャーナリスト・浅野健一を中心に語り尽くした1年間のゼミの全記録!
【ゲストと内容】 山田悦子(事件発生から25年を経過し、無罪が確定した甲山事件冤罪被害者) 「市民精神から変革していこう!」 河野義行(オウム真理教による松本サリン事件冤罪・報道被害者) 「心の位置を上に持つ」 安田浩一(講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞ジャーナリスト) 「暴走するネットと排外主義」 北村肇(『週刊金曜日』発行人) 「権力チェックを忘れたメディアと表現の自由」 安田好弘(和歌山毒物カレー事件、光市母子殺害事件ほか多数の弁護人を務める弁護士) 「悪魔の弁護士と呼ばれても、なお弁護士」 矢谷暢一郎(ニューヨーク州立大学教授) 「アメリカでブラック・リスト抹消を訴えた日本人の真実」 【ホスト】 浅野健一(ジャーナリスト) 『犯罪報道は変えられる』(日本評論社)、『犯罪報道と警察』(三一書房)、『客観報道・隠されるニュースソース』(筑摩書房)、『犯罪報道の犯罪』(学陽書房、講談社文庫、新風舎文庫)、『天皇の記者たち― 大新聞のアジア侵略』(スリーエーネットワーク)、『「報道加害」の現場を歩く』『戦争報道の犯罪』『メディア「凶乱」』(以上、社会評論社)『裁判員と「犯罪報道の犯罪」』(昭和堂)『記者クラブ解体新書』(現代人文社)他、多数
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